ハウジングを振り返って その2
さて、そんなこんなでみんなにハウジングをいろはをご教示いただいて数ヶ月。
周りの家々に道場破りよろしく突撃しまくって、思ったんです。
でっけえ家がほしい
ハウジングの先生であるフレンドの野間さんに「Sが1番ハウジングしやすい間取りなんですよ」ってアドバイスもらってるのにね。
でもみんなでっかい家に住んでるじゃん!?
今考えると、確かに階段の位置とかハウジングしやすいよね〜って分かるんだけどね。
もうフレンド達のMハウス見ちゃったら羨ましいのなんの。
奥歯割れるくらい噛み締めながら、各国のエーテライトの前で地団駄踏んでいる日々でした。
あの時「お前大したハウジングもできねーんだから黙ってそこ住んどけ」って言わなかったフレンドのみんなは大人だな。
そして…
明けない夜はない、止まない雨はない。
住めないMも……ない!!!!
見かけて即借金して引っ越ししました。この年の運はここで全部使ったと思う。
そして意気揚々と家具を並べて
並べて
並べて
Mハウスである必要が全く無い部屋を錬成してますね。かわいそうな子。
設置数も結構余してたと思う。
当時というか、わりと最近まで私は「家なんだから風呂トイレ台所寝床全部揃ってないなんて…」という固定概念というかしょーもない拘りを持ってたので
『衣食住できるけどスカスカなつまらん家』
になってました。
配置とか構図、なんかこんな感じがいいなってのはあっても具現化できない。
もやりもやりとしながら、あーでもないこーでもないとやってた気がします。
このシロガネの金のうんこみたいな手摺マジでイヤだった。
この辺りから少しずつだけど、人様のお宅に伺った時やハウジングスナップとか見る時の着眼点が変わってきたかもしれない。
何やらちょっとだけ成長が見られる…
レストルームとか今見ても「おっ」って思う。
この頃はフレンドのみんながしょっちゅう遊びに来てくれていて、人をもてなすっぽい造りを意識し始めていたような。
うちでテレビを見たりしてる人もいた。
クリスマス向けの味集中カウンター
寝たりされてた。
この家は1番長く住んだので記録もそこそこ残っている。
気難しい陶芸家みたいに作っては壊し、作っては壊し…しょっちゅういじくり回してました。
このくらいから、空間を狭める事を少しずつ意識し出しているような。
この雰囲気とか間取りは今でも気に入ってます。キッチンが香港とか中国の小さい飯屋っぽくて好き。
アジアぽさを出したのってこの時だけかも、もっとセンス磨いていつかやってみたい。
ゲストルームも作ってたねぇ。
まだ迷いがあるっぽいけど、少しずつ少しずつ自分の好きな雰囲気を取り入れていっているようですね。浮かせとかは全然やってないけど。
この家でも暮らしが長かったのと私がしょっちゅう模様替えしてたからまーだ終わらん。
その3へつづく…